こんにちは!

今日で3歳になった娘ぴぴと1歳の息子ちぃを育てる専業ママ、いずのすずみです!

陣痛からの緊急帝王切開で、命の危険があった出産から3年。

私をママにしてくれたぴぴちゃんがついに3歳になりました!

ぴぴちゃん出産までの振り返り

妊娠中

ぴぴちゃん妊娠中はまだ仕事をしている頃で、臨月まで働き転勤のタイミングと重なったため退職しました。

 

妊娠が発覚したのは妊娠5週だったのですがすぐに出血し、切迫流産に。

幸い流れずに済み、入院するほどではなく自宅でトイレ以外動かない・お風呂も2日に1回という安静で良くなり、

ぴぴちゃんは命をとどめました。

 

そしてその自宅安静中に始まったのが激しい吐き悪阻。

最初の1ヶ月で体重が7キロも落ち、

水も受け付けずしまいには胃液で喉がただれて血を吐くまでになっていました。

悪阻2ヶ月目もまだ体重が落ち続けたので、病院から「入院しますか?」と勧められたのですが、

この頃は色々あって家計が火の車状態だったので入院を断り、点滴だけ打ってもらいなんとか持ちこたえました。

 

悪阻は激しかったけど妊娠6ヶ月までで終わり、

10キロほど体重が減ってちょっと喜んだのもつかの間、

(私はもともとぽっちゃりだったからか…

初期は母の体重が減っても今まで蓄えられた脂肪で足りるから赤ちゃんには問題無いと言われてた)

食欲が戻ると一気に体重が増えまくって怒られました(笑)

その後は何のトラブルも無く無事出産の日を迎えることに。

出産

予定日超過2日目。

旦那の会社は育休が取れるので1週間休みだったのですが、

ちょうど育休最初の日に陣痛が始まりました。

 

気が付いたら5分間隔から始まった陣痛は2時間ほどで1分間隔に。

事前に調べた内容では、「経験したことの無い激痛」と「痛くない時間」が交互にやってくるとあったのに、

私のは「絶叫の痛み」と「経験したことの無い激痛」で痛くない時間が無い!

なのに診察すると全く子宮口が開いてない。

 

そして1分間隔が始まってから15時間。

(陣痛の時間じゃないです。1分間隔になってからです。)

痛みは治まらないものの、叫ぶ体力も無くなり反応する体力も無くなった状態を見て病院の先生が異変に気付き、

急いでレントゲン室に運ばれました。

 

見てみると、私の骨盤は骨盤狭窄と言って生まれつき赤ちゃんが通れない形をしていたそう。

「これはもう陣痛頑張っても経腟分娩はできません、これ以上時間がかかると手術に耐えられなくなるので急いで同意書を!」

と朦朧とする意識の中バタバタと手術準備が進んでいきます。

 

麻酔を打ってからは徐々に意識がはっきりしてきて、

切っている途中で、自分の体にメスが入る感覚がものすごくはっきりしていたのでものすごい恐怖感に襲われました。

でも、切開部分に先生が手を突っ込むのが見えて、「もうすぐ赤ちゃんに会えますよ!」

と伝えられた瞬間、色んな感情がぐちゃぐちゃになった涙でいっぱいに…

  

元気な産声とともに、まぶしくてしかめっ面になったぴぴちゃんが誕生しました。

あまりに可愛くて叫んだ…

後から聞くと、へその緒が首に三重に巻き付いていたそう。

母子ともに本当に危なかったけれど、無事に生まれてよかった。

ぴぴちゃん3歳直前に衝撃の事実

お風呂から上がった時に、ぴぴちゃんが帝王切開の手術跡を指さして

「ママ?これ痛い痛い?」と尋ねてきたので、

「ここから生まれてきたんだよ」と説明しようと言いかけると…

 

「ぴぴちゃんとちぃくん、ここから出てきたのよ。」

と、自分から生まれてきた時のことを教えてくれたのです。

そして、「ママ、痛かったね。ごめんね。」

 

きっと生まれてくるときは赤ちゃん側だって大変なはず。

でもぴぴちゃんは私のことを心配してくれていました。

最初に「痛い痛い?」と聞いたのは、「まだ痛む?」という確認だったんだ…

とハッとしました…。

 

私は確かに妊娠が分かった時はかなり戸惑いました。

でも、初めて心拍確認をし、

点でしか見えないエコーで姿を確認したあの日から急激に愛おしく感じてからは、

一度だってぴぴちゃんがやって来てくれたことを後悔したことはありません。

確かに出産も育児も大変なのは大変。

でも大好きで可愛くって愛おしくてたまりません。

 

今も、寝る時も起きた時も、遊んだ時もふいに寄り添ってきた時も。

子供たちを抱きしめて「本当に可愛い。大好きよ、ぴぴちゃん、ちぃくん。」

と言い続けています。

 

いつか、嫌がられる時がくるまで(笑)

この喜んで胸に飛び込んできてくれるうちに。


ぴぴちゃん、改めて3歳のお誕生日おめでとう。

面白くって可愛くって優しいぴぴちゃん、これからもすくすく元気に育ってね。






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